赤芽とも呼ばれている里芋です。
香川県で里芋といえばセレベスが
昔から食べられてきました。
親芋、中芋、子芋と、サイズは大中小
ありますが、どれも芽の部分が赤いので
一般的な里芋とは区別がつきます。
ねっとりと密度があり
煮崩れしにくいのが特長です。
9月下旬から出始めました。
朝夕の気温が下がるとよく育ち、収穫量も増えてきます。
産地は高松市一宮、さぬき市など。
生産者の高齢化もあり
出荷量は年々減少傾向にあります。
和食向きなイメージがありますが
グラタンやコロッケなど
ジャガイモ同様にいろいろな調理に使えますよ。
下茹でして甘辛い揚げ焼きはいかがですか。
<セレベスの揚げ焼き>
所要時間:20分
<材料>(2人前)
- セレベス…3個(約250g)
- サラダ油…大さじ2
- 出汁…大さじ3
- 砂糖、しょうゆ、みりん…各大さじ1
<作り方>
- セレベスを下茹でする。電子レンジなら洗って水分を残したままふんわりラップをかけて7−8分加熱。粗熱が取れたら皮をむき、8等分する。
- フライパンにサラダ油を入れて(1)を揚げ焼きする。
- 角が色づく程度に焼けたら、砂糖、しょうゆ、みりん、出汁を加えて煮汁を沸かし、味を絡ませる。青ネギなどがあれば彩に添える。
冷めてもおいしい惣菜です。
揚げ焼きするときは、あまりセレベスをいじらず
4面に焼き色を付ける感じで焼くと
仕上がりと食感がよくなります。