vol.201【なばな】

西日本では「なばな」、東日本では「菜の花」。

アブラナ科のなばなは

つぼみと葉、柔らかな軸のおいしさ

ほのかな苦味を楽しむ野菜です。

 

香川では県内全域で栽培されています。

12月〜4月に出回り2・3月が最盛期。

これからどんどんお店で見かけるようになります。

 

なばなはおひたしが一般的ですが

パスタメニューにもよく合います。

パスタを茹でるとき、茹であがり1分前に

なばなも投入していっしょに茹で上げ

あとはパスタソースと和えるだけです。

 

今日は、簡単に作れる「なばなの辛子和え」を

ご紹介しましょう。

用意するのは、めんつゆとチューブの辛子だけ。

簡単に春が感じられる一品です。

 

<なばなの辛子和え>

所要時間:10分

 

<材料>(作りやすい分量・約4人分)

なばな…1袋(約200g)

めんつゆ(濃縮タイプ)…大さじ2

和辛子(チューブ)…1cm程度

 

<作り方>

1) なばなはかために茹でる。たっぷりの水を沸騰させた鍋に塩少々を入れ、なばなの軸の下ほうから鍋に入れる。再び沸騰したら30秒程度で引き上げ、冷水にとって余熱がまわるのを止める。

2) ボウルにめんつゆ、辛子を入れ、よく合わせておく。

3) (2)のボウルの上でなばなを軽く絞って絞り汁(大さじ2程度)で希釈する。なばなは食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、全体を和えたら出来上がり。

 

めんつゆの甘さが気になる方は

半分の大さじ1をしょうゆに置き換えると

甘みが抑えられます。

また、辛さはお好みで調整してください。