vol.195【春菊】

全国的に「春菊」ですが西日本では

「菊菜(きくな)」とも呼ばれています。

香川県全域で栽培され、10月〜3月にかけて出回ります。

おいしくなるのは気温が下がる12月〜1月。

春菊の葉っぱをよく見ると

大きく3種類あることにお気づきでしょうか?

 

・ 葉:大きい 葉の切れ込み:浅い、丸みを帯びている→大葉(おおば)種

・ 葉:やや大きい 葉の切れ込み:たくさんある→中葉(ちゅうば)種

・ 葉:小さい 葉の切れ込み:深い、細かい→小葉(こば)種

 

香川県産の多くは「中葉種」です。

売り場で観察してみてくださいね。

 

春菊は鍋野菜としておなじみですが、

和え物やサラダでもおいしいですよ。

今回は韓国風のサラダをご紹介しましょう。

 

<春菊と鶏ささみのサラダ>

所要時間:15分

 

<材料>(2人分)

・春菊…1把

・鶏ささみ…2本

・ 酒…大さじ1

・ 塩…小さじ1/2

・ 調味料A…ごま油:大さじ1、酢:大さじ1、コチュジャン(またはラー油):小さじ2、しょうが(すりおろす):小さじ1/2、砂糖:小さじ1/2、塩:ひとつまみ

・ 炒りごま(白)ごま…小さじ1

 

<作り方>

1)ささみは筋を取り除いて、全体にフォークで刺して穴をあける。耐熱容器にささみと酒大さじ1と塩ひとつまみを入れてよく揉み込み、5分程度置く。軽くラップをかけ、電子レンジで3〜4分加熱。そのまましばらく置いて粗熱をとる。

2)春菊は3cm程度に切る。太い茎は5mm程度の斜め切りにする。

3)ボウルにごま油以外の調味料Aのをよく混ぜ合わせ、ごま油はさいごに加え、よく混ぜ合わせておく。

4) (1)を手で繊維に沿って裂き、春菊とともに(3)のボウルに入れ、しんなりするまでよく和える。器に盛って炒りごまをかけたら出来上がり。

 

鶏ささみをしっとり仕上げて

手で裂きながらほぐすと

春菊とからみやすくよくなじみます。