vol.190【ほうれん草】

香川県全域で栽培されています。

一年中出回りますが、多く出回るのは

秋から春にかけて。

とくに晩秋からは寒さとともに

味が濃くなり、出荷量も増えてきます。

香川県産ほうれん草は県内の学校給食でも使われています。

子どもたちにはおなじみの野菜ですね。

 

今年はお盆ころの雨の影響で

出荷の開始がいつもより遅れていましたが

これから本格的に店頭に並ぶ見込みだそうです。

 

エグ味の原因「シュウ酸」を取り除くために

ぜひ下茹でのひと手間はかけてくださいね。

下茹でして冷水にとってから

水分をギュッと絞って冷蔵庫に入れておくと

いろいろな料理にサッと使えて便利です。

 

寒い日にも温まる「ほうれん草のかき玉汁」はいかがですか。

 

<ほうれん草のかき玉汁>

所要時間:15分

 

<材料>(2人分)

・ほうれん草…1/4把(約50g 下茹でしておく)

・ 卵…1個

・ 出汁…300cc

・ 片栗粉…小さじ1

・ しょうゆ…小さじ1弱

・ 塩…少々

 

1) 出汁を鍋に入れ温めておく。下茹でしたほうれん草は2cm幅に切る。卵は割りほぐしておく。 片栗粉は水大さじ1で水溶き片栗粉にしておく。

 

2) 出汁が沸いたら、しょうゆ、塩を入れて汁に味をつけ、ほうれん草を入れ、ひと煮立ちさせる。

 

3) 鍋の中を菜箸でぐるぐるとかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れ、とろみをつける。

 

4) とろみのついた汁をさらにかき混ぜながら、沸騰した中に割りほぐした卵液を細く流し入れ、再度沸騰し、卵がふんわりしてきたら出来上がり。

 

溶き卵を流し入れるときは

汁が沸騰していないと濁りますのでご注意を。